ある日突然、Webサイトや通販、SNSなどの担当になってしまうこと。
中小企業だと少なからず、ですよね。
しかも未経験であるパターンも多々…
ここでビビって御用聞きになってしまってはいけません。
完全未経験からWebサイトのディレクションをやっているボクが、運営を軌道に乗せられたきっかけをシェアしますね。

やることは案外シンプルで、これができるととってもストロングですよ♪
ディレクターは文字通り「方向性」を示すのが1番大事な仕事

ゼロベースからまず自分で「方向性」を指し示すこと。
これが一番大切です。
「正解」などではなく、あくまで「方向性」であり、全く決定していないもの、というのがポイントです。
というか、「正解」「ベスト」なんてありません。
もとい、刻々と変わっていくものなので、常に進めながら、試しながら「ベター」を掴むんだ!と考えると肩の荷が降りてよいと思います。
方向性を示さないとただの御用聞きや調整係になってしまうから

もちろん各部署との調整も大事な仕事なのですが、そこだけだと絶対うまくいきません。
立場が違えば見え方は異なり、意見も変わります。
まずまとまらない(笑)
それらをただ聞いてまわって、「あの人はこう言ってる」「この人はこう」と情報を集めたところで、自分の中に指針がないと、なにも決まらないし、前に進めないんですよね。
少し前までのボクもただ右往左往だけしてました…
ボクも完全未経験で、しかも社内で前例無しのWebディレクターというポジションにつきましたが、まぁ散々でした(笑)
社内の人脈はそれなりにできていたので、意見を集めるのは難なくできるんですが、そこでドンと止まってしまうんですよね。
みんなして、
「それでこれは誰が決めるの?全部社長なの?」
となってしまい、そこから意見も出なくなり、賛否のリアクションさえも無くなる…というお決まりの流れに…
このままではいかんと思い、悩んでいました。
30点OK!自分がまずたたき台を示すと決めたら不思議と進み出した

企画アイディアやスケジュール感を、「仮の仮」くらいの状態で良しとして、どんどん投げ込んでいくことにしてみました。
すると、不思議とみんな意見を出してくれたり、賛同を示してしてくれたりして、事が進むようになりました。
たたき案の投げ込みグセをつけて気持ちよくなりましょう!
今でも、ボクが投げ込んだアイディアはみんなの意見で派手に変わってしまうことも多々なのですが、それでいいんです。
まず最初に自分が案を出す。
こっちはどうですかね?と方向を指し示してみる。
それさえできちゃえば、後は、
「自分きっかけで化学反応が起きていく様子」
を見ていけばいいんです。これがめっちゃ楽しいんですよね。
ディレクションを取る立場の醍醐味なんじゃないかなと思ってます。
ボクと同じように、ある日突然未経験でWebディレクターになってしまったそこの貴方(笑)、一緒に楽しんでいきましょう!