高額ながらその快適さは間違いないと謳われる「洗濯乾燥機」。ボクも1年前は夢のまた夢でした。
しかし長年頑張ってくれてた我が家の洗濯機の挙動がいよいよおかしくなり、奥さんと相談。最近の我が家の方針「どうせ買わねばならぬ物なら最上位種を買い大事に長く使う」に則り、購入が決定。
そしてどうなったのか?ご紹介します。
生活から「洗濯」が消えた!
設置されたその日から「洗濯」の一連のアクションが無くなりました…。生活の中に打たれていた「楔」が一気に無くなり自由が増した感覚です。
昭和の洗濯スタイルが生活の各所に打ち込んでいた「楔」とは?
13年前、一人暮らし用に購入した洗濯機はさすがにがたが来ていて、手がかかる状態でした。
朝6時をまわってから風呂水を使い洗濯スタート。(騒音がとんでもなく大きいためです)
すすぎ1回目になったら一時停止してポンプによる風呂水を再注水、満水になったら止めて一時停止解除。すすぎ2回目になったら柔軟剤投入。
故障しかけていたので脱水後にまた注水を始めてしまうことがあり慌てて止めにいき、再度脱水のみを実施するという流れ…。
サイズが小さいので3人家族となった今は毎朝上記を2回。さらにおもらしなどが発生すれば3回です(笑)朝から外出予定がある時などはかなりのハードさでした。
終わったら洗濯物ハンガー4個に干してベランダへ。夕方はそれを取り入れて外してたたみます。急な雨が降れば風呂へ移動…。
これらが導入初日から全て解消されたのです…。最初の数日はあるべきものがなさ過ぎて落ち着かなかったくらいです(笑)
楔はどう解消されたのか?

音は家の中ではそれなりに聞こえてきますが、隣の家に迷惑をかけるレベルではないので、明け方に終わるよう予約をかけて夜中に回して問題なし。
風呂水の注水&ストップも自動で行なってくれるので離れっぱなしでOK(従来を思い返すと泣けるほど便利です笑)
洗剤と柔軟剤も自動計測で投入してくれます。
乾燥具合をチェックして時間を調整してくれる賢さ。手のかかる幼児が急に成人して独り立ちしたような感覚です。
副産物!生活動線も改善された!
事前の搬入・設置のチェックの際に業者さんから「外してもらえないと搬入不可」とご指摘もらったのが洗面所のドアと階段の手すりでした。これを自力で外しました。
この洗面所のドア。無いほうが快適であることが判明しました。
我が家の洗面所は、廊下側からもキッチン側からも入れる構造なのですが、廊下側のドアがトイレのドアとバッティング気味だったんですよね。この煩わしさから、家族皆キッチン側からまわって入ることがほとんどでした。
このドアがなくなったことでトイレ後スムーズに洗面所に入れるようになり、「このままでいいんじゃない?」となりました。
今はまだ娘が幼稚園児なので脱衣所としての密室性が必要ないからですね。まぁ時間の問題で再設置かな?とは思ってます(笑)
この件で「慣れちゃってるけど生活動線ってもっと改善して気持ちよく暮らせるんじゃない?」という気づきも得ましたので、月イチくらいで見直しをしていきたいと思います。
タイルのパイルが立ち、フワッフワ!
洗濯乾燥の仕上がりもいいですね。体感しやすいのはやはりタオル。今はどのタオルも交換前のタイミングなのでかなり使い込んでる状態なのですが、それでも以前よりフワフワさが増してます。
タオルの表面の繊維は輪っか状(パイル)になっていて、これらがしっかり起き上がってるとフワッとした触り心地になります。柔軟剤は変えてませんので、いかに今まで寝ていたパイルを起こすように仕上げてくれてるかがわかります。
タオルモードもあるのですがひとまず必要性を感じてません。
衣類乾燥特有の香りが心地よい
これも想定外の良さ。洗面所周辺に漂う香りが変わりました。身近なところで表現すると「コインランドリーの香り」ですね。
奥さんは「アメリカ旅行の記憶が蘇る香り」と言ってました。面白いですね。そういう表現、好きです。
洗剤と柔軟剤の香りが天日干しや浴室乾燥とはまた違った香りになり、清潔感をより感じられています。
まとめ:自由になった時間を活用できて初めてQOLアップ
軽く見積もって、1日あたり1時間はまるっと自由時間になりました。当然洗濯は毎日行いますので、1年間で365時間以上の時間を得たことになります。
ここを活用できて初めて「洗濯乾燥機を購入してメリットを得た」と言えますね。
ボクは早速、朝活の時間を延長して朝家事への移行を遅らせています。朝活の内容が適切であればあるほど、作業時間の増加も有効になります。
買って楽になった~で終わらせないよう気をつけましょう👍