【実体験】入院型治験の事前検査から本検査までの流れを3500字で詳細レポート【初心者用】

採血の究極の克服方法「入院型治験」 複業スタイル

入院タイプの治験って興味あるけどどんな感じなんだろう?…実際の流れが知りたいな…

コロナ被害で本業の収入が落ちてしまい、即金性の高い仕事を探す方もいますよねぇ。

そんな方に向けて実際に参加したことのあるボクが、とある2泊3日の案件の流れをご紹介します。

最初にお伝えしておくと、

「見ず知らずの人達との共同生活」
「採血を日に10回前後する」

への抵抗が拭えないという方は、通院型にしぼって案件を探して申し込むとよいですね。通院型も色々あるので心配ないですよ!

ちなみにボクは1回目の入院型治験バイトで、

「最初で最後としてネタ収集しながら、自由時間は作業に没頭しよう!」

と割り切りったら気が楽になり乗り切れましたw

治験はお金+αの目的が作れるといい

「作業合宿として思いっきり打ち込んでみる!」とか、「普段忙しく働いてる分のご褒美としてがっつり映画やアニメを観まくる!」とか。

それでは以下は詳細です。お時間ある方はどうぞ。

【参照】

 ・都内案件の案件が多いコーメディカルクラブ
 ・土日のみの日帰り案件もあるテミズゲートの治験モニター

2泊3日入院型の治験に申し込む

まずは参加できそうな案件に応募して、事前検査の日時を予約しました。

検査が近づいてくると確認のメールがきます。意思確認のクリックが必要な場合もあるので忘れずにおこないましょう。

治験の事前検査に参加する

会場は治験を実施しているクリニックの一室などです。

事前検査での流れ

最初に身分証を預け保険証の提示し待機

身長、体重、採尿、心電図

検査説明、同意書記入

顔写真撮影、血圧、採血

身分証の返却と報酬手渡し

賞味2時間かからないくらいでした。

事前検査 1週間後に電話で合格の連絡をもらい、その2,3日後が入院の日となりました。

※ちなみにこの案件では入院の1週間前からアルコールや薬、サプリは禁止となってました。

治験の本検査2泊3日に参加する

初日の午後、事前検査と同じ施設に入院しました。

治験入院当日の流れ

検温

手洗い&うがい&手指のアルコール消毒

身分証&顔の確認

検尿瓶もらい待機(各自で検尿)

説明

隣のベッドルームへ移動し着替えと荷物選別

荷物チェックをクリア

採血

ここからは夕食とシャワータイム以外は自由時間です。ほとんどの人が手を動かすことはなかったので、何かしらの動画コンテンツを楽しんでいたと思われます。

23時に消灯となりました。

2泊3日治験の2日目の流れ

2泊3日治験の場合、ここからが本番です。

早朝に起床検温と血圧、心電図の測定。そして採血、先生による診察。

その後、水分摂取の禁止、ベッド上からの移動禁止となり、留置針をセット、投薬、怒涛の採血スパイラルが開始されます。

採血間隔は20分、30分、1時間、2時間、3時間と1日かけて広かっていきます

初体験の時は午前中のハイペースでの採血が心配でしたが痛みはないのですぐ慣れました。

それ以上に苦労したのは血が出にくいことでした。これは大元の原因としては冷え症と水分不足です。

さらに「自分は出にくいのか…」と緊張感をいだいてしまい、余計に採血がしづらくなっていたのだと思います。

この場合ちゃんと改善策を打つことでリラックスも付いてきますよ。

治験で採血への抵抗感が払拭できる(裏メリット)

実は大の採血嫌いでした。

過去に採血後、ふらついて尻もちついてしまったこともあります。

治験の入院型の案件で留置針を初体験しました。その感想は…

「血がスムーズに出る対策だけしておけば問題なし👍」

採血が苦手な方はなんとか事前検査を乗り越えてここまでたどり着ければ大丈夫です。これまでの採血への抵抗感が変わりますよ。

採血1回で抜かれる量は全体量の1%以下!

また、少し調べてみたのですが、日本の成人の血液量は性別差/個人差はあるものの、だいたい体重1kgにつき約80mlあるらしいです。

例えばボクですと、体重が約58kgなので約4680mlが体内に流れているということですね。

これを踏まえると、1回の採血で20ml抜かれたりしてもそれは全体量から見ればわずか0.4%!全然大したことではないと思えます。

留置針で断続的に採血されるとしても1回は約0.1%分。大丈夫です。

治験の留置針セット中に血が出にくい場合はどうする?

・温める

ベッドルームは25~26℃で快適でしたが、冷え性のボクが採血を受け続けるには対策が必要でした。靴下を履き、上着を羽織り、採血が回ってくる少し前にホッカイロをグッグッと握り、温めながら血流を高めました。

・水分たっぷりとる

ベッド上での排尿は一切気にせずに起床から水分禁止までしっかり飲む。水分摂取再開後も積極的に依頼して水分を取る。最低でも1採血前に1カップ。

・なによりリラックス

これは集中して作業→採血前後を休憩時間として動画コンテンツを楽しむとするとかなり抵抗感が無くなりリラックスできました。

直立座位で数時間座っていなければならない

これは治験に参加した人達が同一条件でいないと公平なデータがとれないためです。

ベッドの頭側半分を90度に立てて、座ります。あまり腰をずらして姿勢を崩していると声かけられます(笑)

ボクは作業に集中していたので問題はなかったです。

治験入院中の暇つぶしは手元に用意しておこう

談話室は漫画・小説あり。ジャンプ有名作が揃っていました。

最初は高まりましたが、よく見てみるとタイトル全般は古く、途中までしか揃っていなかったりしました…。

また、検査上ベッドから動いてはいけない時間があったり、止血で片手しか使えない時もあるので、やはり自分の手元に何かしらのエンタメを用意しておくことは必須ですね。

【参照】

Amazonプライム・ビデオ(月額500円で見放題/30日間無料なので入院期間で解約すればゼロ円)

Amazon Kindle Unlimited(月額980円で読み放題/30日間無料なので入院期間で解約OK)

ボクの治験中ベッドでの過ごし方は?

・ノートPCでプログラミングに没頭
・集中が切れてきたら動画編集やブログ執筆
・採血の順番が近づいてきたら休憩として動画コンテンツ堪能

入院型治験の食事は?

仕出しのお弁当でした。

2回あった夕食はオーソドックスな幕の内弁当(味噌汁付き)。ほかほかではなかったですが、普段食べてる白米の2倍くらいあったのでお腹いっぱいになりました。

2日目の昼食は丼ものでした。前日19時から17時間ぶりくらいだったのでめっちゃ美味しかったです(笑)

治験中の水分摂取

入院中は水か麦茶のみです。

さらに、上で書いた姿勢保持と同じく、参加者たちを同一条件にするため、
まったく摂取できない時間帯
申告して規定量をもらい飲みきる時間帯
自由に飲める時間帯
がありました。
水分摂取は採血時の出やすさに影響しますので、、飲めるときに少し無理してでも飲んでおくことをお勧めします。

治験最終日の流れ

前日よりも少しゆっくりめの起床時間から、検温、採尿、採血、血圧、心電図、診察とほぼ同じスケジュールで進んでいきます。このあと退院するだけなので、気分は晴れやかです(笑)
ロッカーが開放され、荷物をまとめ、ベッド片付けのあと、談話室で締めの手続きとなりました。

まとめ:負担にならない範囲で体験してみるとよい

臨時収入を得る方法の1つ、世界観広げる楽しみの1つとして、自分の心身に無理のない範囲で体験してみるのがおすすめです。

最初にお伝えしましたが、

「見ず知らずの人達との共同生活」
「採血を日に10回前後する」

ということに大きく抵抗を感じる場合は、通院型オンリーで定期的に案件を探して申し込むとよいですね。

あとはマッチできる案件は限られますが「持病の認知」+「治験で治せたらラッキー」という楽しみ方もおすすめです。

【参照】

 ・都内案件の案件が多いコーメディカルクラブ
 ・土日のみの日帰り案件もあるテミズゲートの治験モニター

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