がん治療と並行して漢方を受診したい場合どうするか?

がんと生きる

主治医と漢方診療医に相談する

まずは主治医に相談する

  • 紹介をお願いできるのか
  • 今の治療に悪影響は無いのか

紹介してもらった漢方診療医に相談を始める

  • がんの進行や副作用を軽減できるかどうか
  • 保険の適用は可能かどうか

漢方の診察『望聞問切(ぼうぶんもんせつ)』

  • 外表に現れた所見(舌、唇、爪、皮膚、顔色、眼など)
  • 聴診と嗅診
  • 体質・タイプ(食欲、睡眠、便、尿、冷え、汗、口渇、生理など)
  • 触診(腹と脈)

整理して『証』を決める

上の診察により、体に現れている症状(証)を見定めます。

陰陽…ステージ
虚実…病気と闘う反応
寒熱…自他覚的な温度感覚、「寒感発熱」「真寒仮熱」
表裏…反応部位

処方の進め方

仮の証を定める

それに合う薬を出す→無効であれば証を定め直す

有効

服用を続ける

完了

漢方薬の作用を侮らない

漢方は効果が弱いものではない、ちゃんと効く。ということはその分副反応も出るということ。

誤治(誤治)…症状に合わない薬を飲んだことで悪化すること。
瞑眩(めんげん)…漢方薬を飲み出したことで症状が悪化したようになること。多くは一過性。

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